ヒューマンネットワークグループ代表 齋藤伸市ブログ

オーナー経営者のための投資講座

先日、野村証券の方々にご協力をいただき、
【オーナー経営者のための投資講座とこれからの生命保険の考え方】
というテーマで、WEBセミナーを2回開催しました。
両日とも満席で、ご好評いただけたと思います。

内容を掻い摘んで記すと、
第一部では、ソリューション・アンド・サポート部の東部長が、
『オーナー経営者の投資には順番がある』
というお話をしてくださいました。

一番最初に考えることは、
自社の本業に投資する〈従業員に働いてもらう〉
二番目は、M&Aで会社を購入する〈お金に働いてもらう〉
三番目は、福利厚生制度〈従業員に還元する〉を充実させる
四番目が、不動産や株を買うなどの資産運用をする
という内容でした。

やはり本業の投資が一番。
しかしその本業の成長が見込めないのであれば、
新規事業を探すことが経営者の役割。
そしてこれからの成長分野にお金を投資する。

当たり前のことですが、
とても解り易く、ご説明くださいました。
併せて、「昨日と同じ明日は来ない」
という締めくくりの話はとても印象的でした。

第二部はクライアント・サービス課の市川課長より、
『社員(従業員)の安心を経営の力に』というタイトルで、
新しい福利厚生についてのお話がありました。

社員の方々の不安を整理することで、
企業価値の向上につなげてほしい。
特に若い社員の100人中81人が、
老後の暮らしに不安を抱えている。
今の若い人の会社を選ぶポイントとして、
福利厚生制度と研修体制に注目するようになってきた。
そのような内容でした。

今後、人材の獲得には無視できないことです。
また、今の社員の仕事に対する熱意が、
欧米などの先進国と比べて非常に下がっている、
というデータを参考にしながら、
問題を解決する仕組みのご提案がありました。
それは、金融教育と資産形成の仕組みを、
会社で行うというものです。

「金融リテラシー」を高めることで得られる効果は、
・情報を集める
・計画を立てる
・相談する
というスキルが身につくそうです。

更に、興味深かったのは、
金融リテラシーを高めることで、
社員の定着率が高まり、
会社に対する愛着心や向上心が高まっている、
というデータがあるとのこと。

併せて、資産形成支援ツールとしての仕組みを会社で行う
職場NISAや職場iDeCoの活用が有効とのことでした。

第三部は弊社・新規事業部の部長有田より、
これからの生命保険の考え方というテーマで、
お話をさせていただきました。

今までのオーナー社長の保険の考え方は、
保障と納税資金の確保でした。
更にプラスαとして、
『資産運用で生命保険がどのように効果的か』
という視点を新たに持つべきであり、
その詳細を解説いたしました。


ご参考までに、参加いただいた皆様の、
アンケートの結果は下記の通りです

【投資経験について教えてください】
 会社でしている9%
 個人でしている45.4%
 会社と個人の両方でしている36.3%
 していない9%

【従業員の金融教育について】
 前向きに検討したい63.7%
 従業員個々に任せたい36.3%

【詳しい話が聞きたい、または個別相談を希望されますか?】
 希望する9%
 検討する36.3%
 希望しない54.5%

【セミナーの内容はいかがでしたか?】
 参考になった81.9%
 どちらとも言えない18.1%

今後も保険と投資について、
様々な講師をお招きして、
皆様にお役に立ちたいと考えております。
ご期待いただけたら幸いです。

2021年12月23日 16:00 | 雑感・その他 | トラックバック(0)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://blog-humannetwork.jp/mt-tb.cgi/267

このエントリーへのトラックバック