ヒューマンネットワークグループ代表 齋藤伸市ブログ

何か大事なことを決める時

『ろばを売りに行く親子』という寓話があります。
イソップ寓話といわれており、
ご存じの方もいらっしゃると思います。

物語の内容を簡単に記すと、
ロバを飼っていた父子が、
ロバを売りに行くため、市場へ出かけました。

ロバを引いている姿を見て、
「せっかくロバを連れているのに、
歩いているなんてもったいない」
と人は言いました。

なるほどと思った父は、
息子をロバに乗せました。
しばらくすると別の人が、
「元気な若者が楽をして、
親を歩かせるなんて酷い」と言いました。

受けて、今度は父親がロバに乗り、
息子が引いて歩いていると、
自分だけ楽をして悪い親だ。
一緒にロバに乗ればいいだろう」と言われました。

ゆえ、2人共ロバに乗って行くと、
重くてロバがかわいそうだ。
もっと楽にしてやればどうか」と言う人が出ます。

それもそうだと、父親と息子は、
今度は、狩りの獲物を運ぶように、
棒にロバの両足を括りつけて、
担いで歩きました。

すると、不自然な姿勢を嫌がったロバが、
橋の上で暴れて、川に落ちて、
流されて死んでしまいました...。

このようなお話です。
トヨタ自動車の豊田章男社長も、
この物語を、例え話として出されていました。

何か大事なことを決める時、
私も、いろいろな方の意見を聞きますが、
そもそも自分の考えが明確になっていないと、
振り回されてしまいます。

この寓話は日本の小学校中学年向けの道徳教材として、
使用されているそうですが、
人の意見を聞く際の戒めとして、
この年になっても参考になります。

2022年5月12日 15:30 | いろいろ気づいたこと | トラックバック(0)

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